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がくしんとる

落ちたてほやほや。来年採用に向けて前を向く。

2. 現在までの研究状況

週明けからと言いながら火曜日になってしまいましたが、今日から申請書の比較をしていきたいと思います。比べるのは、今回の自分の申請書と、ネットで見ることができる採択された申請書。全部で7ページ。1日1ページずつチェックして、この1週間でまず気づいたことを書いていきます。1日1ページはやはり無理がありました。今月中に終わらせるのを目処に進めていきます。

参考にさせていただいたのは以下のサイト▽


同サイトで提供されている「そこそこテンプレート」も参照します。そもそも自分の申請書は60点に到達しているのかどうか・・・。単なる怠慢ですが、これまで申請書をそれほどたくさんの先例や形式に関するチェックリストに照らし合わせて丁寧に見たことはありませんでした。そやから落ちるんや。

2. 現在までの研究状況 のだめなところ

  1. 問題意識が明確でない。
  2. 何が問題なのか、ページの真ん中あたりまで読まないと分からない。
  3. 書くべき項目の順序が前後している。
  4. それぞれの項目と本文の対応関係が見えづらい。
  5. 字が小さい。
  6. 先行研究の出し方がいかにもサーベイの不十分さを露呈している。

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1. 問題意識が明確でない。

まず、「・・・を研究してきた」と最初に打ち出す一文が非常に回りくどい書き方になっている。そして、なぜその研究をしているのか、の理由が直後に書かれていない。しかも、テクニカルタームを説明なしにそのまま放置してしまっている。

2. 何が問題なのか、ページの真ん中あたりまで読まないと分からない。

これは非常にまずかった。自分の研究がなぜ必要なのか、そのテクニカルな理由(つまり現在の研究の問題点)が読み始めてすぐに出てこないと、読み手としては「冒頭と関係のないことを読まされている」とうんざりしたことと思う。

3. 書くべき項目の順序が前後している。

「これまでの研究の背景、問題点、解決方策、研究目的、研究方法、特色と独創的な点、これまでの研究経過及び得られた結果」をすべて書く、というのは鉄則だと言われているが、何を血迷ったか順番を入れ替えてしまった。これでは本当にすべての項目が書かれているのか上から読んでも分からなかっただろう。

4. それぞれの項目と本文の対応関係が見えづらい。

これも大変まずかったと思う。全項目を書いたはいいが、その対応関係が非常に見えにくい。素直に項目ごとに分けて書いておけばよかったと後悔。項目ごとに分けずにみっちり書いていて採択された申請書もあるが、その理由は業績欄を見たら納得できる。

5. 字が小さい。

10.5ptで行間にゆとりをもたせて書いたが、それでもやはり読みにくいかもしれない。採択された申請書にはそれくらいの大きさで、しかもより狭い行間で書かれたものもあるが(やはり業績がすごい)、やはり読みやすさを重視するならもっと大きな字(11-11.5pt)で書くべきだった。

6. 先行研究の出し方がいかにもサーベイの不十分さを露呈している。

先行研究と自分の研究との関係が見えづらい。先行研究の大枠を整理し、自分の研究がそのなかのどこに位置付けられるのかをもっと明確に打ち出す必要があった。自分の研究<それが求められる背景<他の研究のアプローチ<先行研究の主潮や方向性<領域全体の問題<現代社会の問題、という中心と全体の関係をより意識せねばならない。


直すべきところはこれ以外にもまだまだありますが、やはり痛感したのは「自分の研究すべきことを見定める」ことの重要性です。当たり前のことですが。授業やその他の問題への関心によってしょっちゅうブレてしまうのはよくないです。もちろん自分の研究テーマ以外のことを勉強するのは大切なことですが、バランスを考えないと。