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がくしんとる

落ちたてほやほや。来年採用に向けて前を向く。

3. これからの研究計画 (1) 研究の背景

だめ申請書の敗因分析

「学振」と検索してあちこち回っていると、ときにはグサリとくるものにも出くわします。「取れないほうがおかしい」「『申請書の書き方』など別に見る必要もないほど当たり前のものばかり」「学振とか余裕。自分も周りもみんな通ってる」等々。よほど優秀な方々なのでしょう、世界的権威になられる日が楽しみです(棒読み)。

さて、申請書の検討の続きです。前回と同様、気づいた点を箇条書きします。

3. これからの研究計画 (1) 研究の背景 のだめなところ

  1. これまでの研究とこれからの研究との関連性が不明確
  2. 内容が専門的になりすぎている
  3. 現時点で問題がどこまで把握できているか曖昧
  4. 問題点を複数書いているため、結局研究のゴールは何なのかが分からない

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1. これまでの研究とこれからの研究との関連性が不明確

「これまでは〜〜〜を研究してきた。そしてこの研究は・・・によってさらに発展させることができる」と書くだけで、過去と未来のつながりがさっぱり見えてこない。なぜこのような書き方をしてしまったのか。

2. 内容が専門的になりすぎている

これからの研究が、このテーマの先行研究の中でどのように位置づけられるのかが書かれていない。これから取り組む問題が「なぜ問題なのか」を細かく書きすぎていて、「これまでどう対処されてきたか」「この問題をどう解決するか」「解決した暁にはどういう貢献ができるか」の部分がおそろしく弱い。

3. 現時点で問題がどこまで把握できているか曖昧

専門的で込み入った内容であり、見る人が見れば分かってもらえるかもしれないが、専門外の人が読んだらなんのこっちゃだと思う。たとえば「Aの問題はBと関係しており、Cを明らかにするためにはDを深く考察せねばならない」という文のA〜Dがすべて「特定の専門家でないとピンとこない概念」になっている。A〜Dがせめて学問領域や一般的な問題であれば、問題意識もより明確に伝わったはず。

4. 問題点を複数書いているため、結局研究のゴールは何なのかが分からない

ここは結局、今後2年間で進める研究計画の杜撰さの表れだと思う。軸がぶれているようにしか見えないし、しかもスケールが大きすぎておよそ2年では達成できそうにないテーマを2つもぶち上げたかたちになってしまっている。

・・・ダメすぎる。3・4月の自分は一体何を考えていたのか・・・